セキュリティ&プログラミング キャンプ キャラバン2009福岡

セキュリティ&プログラミング キャンプ キャラバン2009福岡に行ってきました。

連休中、帰郷していたので遅くなってしまいました。
(ちなみに、ブログはこれが始めてです。)


セキュリティ&プログラミング キャンプの存在は知っていたのですが如何せん22歳以下の学生・生徒を対象としている為、無縁の世界だと思っていました。
しかし今回のイベントは、一般参加もOKと言うことで早速申し込みを行い、久しぶりのイベント参加に緊張と期待で当日を迎えました。
その内容ですが、キャンプ参加可能対象者への発信が主であることは当たり前の事だったなと場違いな思いも、一般参加者へ配慮された内容の講演に、講師の方々の心遣いが伝わってきて非常に有意義な一日を過ごせました。


ここからは主観を含めての感想です、ご了承ください。


午前中は、セキュリティ&プログラミングキャンプ2009の紹介と、基礎科目についての講義でした。

情報セキュリティ基礎

内容は、セキュリティ対策として一番身近と考えられるコンピュータウイルス対策を例に技術的な事よりもコンピュータウイルス業界(俗な言い回しですみませんが、講演が進ほどこの言葉が頭にハマってしまいました)を取り巻く動向を踏まえての対策についてで、得に対策を行う上で一番重要なのは人間の意識と鍛錬、「リテラシー」であると言われていました。
コンピュータウイルスビジネスモデルの確立(非常に広義を指していました)が近年のウイルス増加に加速をつけている裏事情を取り上げた時には、人間くさい物が根底にあり現実世界と同じだと感じ、自分の意思の問題だとか感染を防ぐよりも感染した後の対策を練った方が良いのではなかろうかと、色々思案している自分が居ました。
振り返れば副題は「周りの人に教える立場で」。
うなずきました。

プログラミング基礎

プログラミングコースの設立から2年目なので色々と試行錯誤されたのかと思いきや、「ついてこれる奴だけついて来いその代わり、最高の講師陣をそろえておくぜ」と言った意気込みで行われた事がヒシヒシと伝わって来ました。
プログラミングコースの目的がオープンソースハッカーを育て上げる事から講義内容は、卒業生が携わるであろうオープンソースソフトウェアについてと、今回講演されたプログラミングコースの講師方々もキャンプの講義に取り上げていました、オープンソースコミュニティと、またそこでの立ち振る舞いについて述べられていました。
講演中のオープンソースコミュニティと勉強会については、一般参加者へのメッセージに受け取れました。



午後からは、豪華講師陣が全員揃い個々にキャンプの講義内容を講演していただきました。

プログラミング言語組

プログラミング言語組のキャンプでの成果についてはウェブ上の記事で知っていました。
短期間の日程でなぜ、これだけの成果が出せるのか疑問に思っていましたが、今回の講義では、選考基準などの裏事情を聞かせていただき納得しました。
「講師が楽をしたいから、トップレベルの人材を選んだ」と言われていましたが、教材としてRubyを扱っていることから言語習得の場としての誤解や、ハイレベルな事前準備が必要であるため要求するスキルレベルが自然に高くなるのも仕方ない事なのだと思いました。(逆に伸び代を見るために、スキルレベルに拘らなかった組もあったとの意見もありました。)
キャンプで扱ったプログラミング言語のほんの触りなのでしょうが、コアな部分や実演をしていただき興味深かったです。
ちなみに、実演していただいたレジスタマシンのソースコードは、るびまの記事よりも簡易版のようでした。レジスタマシンは記事中で見た覚えが無いので自作してみよう。


すみません、今日はここまでで。 続きは後日上げます。